23日、鈴木淳監督の契約解除が発表された。当面は斉藤和夫テクニカルダイレクターが暫定的に役職兼務で指揮を執り、後任監督の就任を待つこととなる。
選手たちにとっても驚きの決断だったようだが、誰もが大きな責任を感じていることは共通している。「(鈴木監督は)わりと自由をくれる監督だったし、その中で自分たちがどうしていこうという話もしていた。監督がどうこうというより、僕は選手だと思う。力不足だなと」と悔やんだ岡本昌弘を筆頭に、「選手の責任」を強調する声が目立った。
岡本と並んでフルタイム出場中の中村太亮は「選手みんなの責任」と言いつつも、間近に迫った試合に目を向けることに重点を置いた。「『次の試合まで時間がないので、しっかり良い準備をして勝てるように』とカズさん(斉藤監督代行)も言っていた。選手は次の試合に向けて準備することが一番大事」(中村)。
3位・松本との一戦を週末に控えるタイミングとはいえ、すでに賽は投げられた。「精神的にはキツいけど、やるしかないので。もうすぐ試合も来るし、中断期間なわけでもない。とにかく今までやってきたことを信じて、自信を持って、できることをやるだけ」と山口智。いまはガムシャラにでも、前へと進むしかない。
(千葉担当 片村光博)
2014/06/24 20:21