和歌山キャンプ最終日の21日、C大阪は東海学園大と練習試合(45分×2本)を行い、1-0で勝利した。
前半は激しい雨も降りつける中、選手たちは今キャンプで取り組んで来た前からの守備を実践。激しいプレスからボールを奪ってチャンスにつなげる場面もあった。
そして、スコアが動いたのは後半。楠神がドリブル突破で獲得したPKを自ら決め、C大阪が1-0で勝利した。
試合を振り返ったマルコ・ペッツァイオリ監督は、「今週、取り組んで来たのは守備。高い位置からボールを奪ってチャンスを作った場面もあった。若手も良いアピールができていた」とコメント。その一方で、「公式戦を考えると改善の余地もある」と話したように、相手にゴール前深くまで攻め込まれる場面も作られるなど、「前から行く意識があったことは良かった。行ってはがされたときの対応などメリハリを付けること」(染谷悠太)という課題も残った。
トータルとしては、試合全体にスピード感もあるなど、目指すサッカーの一端を見せたと言える。
【試合布陣】
1本目
[4-2-3-1]
前川★
温井★ 楠神 沖野★
新井場 長谷川
丸橋 染谷 小谷 安藤
キム
2本目
[4-3-3]
前川★
阪本★ 沖野★
楠神 長谷川
小谷
新井場 染谷 山下 酒本
丹野
3本目・70分~
[4-3-3]
沖野★
楠神 阪本★
仲原★ 長谷川
小谷
染谷 山下 庄司★ 酒本
丹野
★…C大阪U-18
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/21 22:16