ナビスコカップグループリーグ第7節・新潟戦を終えて迎える中断期間、チームはオフを挟んでキャンプを実施する。立て直しのためにも重要な期間となるため、新潟戦は勝利を目指しつつ現有戦力の見極めも行いたい。
大熊清監督はこの一戦を前に「オレのほうでフタをしちゃうというか、可能性を決め付けていないかをスタッフと話して、もう一回可能性を探りたい」と語り、チームの可能性を再発掘することへの意欲を見せた。泉澤仁のようにチャンスをつかみつつある選手もいるため、一人でも多くの選手に起用のメドを立てたいところだ。
さらに大熊監督は「ただ探っていても出来上がらない、確立をしないといけない難しさもある」とも述べ、左SBに高橋祥平を起用した例を挙げて「SBの起点になる部分や安定度、球出しなど、新たなチャレンジはしているけど、それを確立していくことが大切」と話している。
探求と確立。その両立が新潟戦でのメインテーマになりそうだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/05/31 11:00