神戸は30日、ナビスコカップの決勝トーナメント進出が懸かるグループリーグ最終節・仙台戦へ向けて調整。安達亮監督は「1位で突破することしか考えない」と話し、大一番に備えた。
前節・鹿島戦で先制弾を決めた杉浦恭平は、「もうずっとコレにしようかな(笑)」とゴール後に見せたおしゃぶりポーズを振り返る。「今まで出場できていなかった。先発のチャンスで決められて良かったと思う」と話し、「仙台戦は勝つことが絶対条件。勝ちにこだわりたい」と意気込んだ。
しばらく別メニュー調整が続いた増川隆洋は、この日の練習で軽快な動きを披露。「鹿島戦で点を取ったのは最近出ていなかった選手。チームとしての力があるということだし、競争も激しくなってくる。それはチームが上に行くために必要なこと」と話し、チームの総合力に胸を張った。
そして、森岡亮太は「せっかく3連勝している。良い形で締めくくりたい」と必勝を期す。
中断戦最後となる神戸の「本気」(安達監督)のお披露目へ――。チームは迷いのないサッカーで歓喜に挑む。
(神戸担当 小野慶太)
2014/05/31 09:45