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　FC東京のルーキー松田陸からゴール宣言が飛び出した。

　松田陸と言えば、今季名古屋に新加入した双子の弟・力とともに、兄弟同時にプロ入りしたことで話題を呼んだ。FWである力は先日、J1第4節・神戸戦で途中出場からチームを勝利に導く決勝点を決めた。華麗にDFを抜いて、GKをあざ笑うかのようなループ気味のシュートを流し込んだ弟のプレーを、兄の陸が解説した。

「めっちゃうまかったですね、あれは。あんなシュート、ホンマは持ってないですから！ DFをかわすまでのプレーは大学（びわこ成蹊スポーツ大）でもようやっていましたけど。メッシが降りてきた？ そんなことアイツ言っていたんですか！ まあ、点を決めた後のジャンプしてのガッツポーズはいつもどおり。あればっか（笑）」。

　そんな陸も、ナビスコカップ第1節・鹿島戦でプロ初先発し、右クロスから貴重な得点をアシストした。「こうやって兄弟で切磋琢磨して、楽しい。次は僕の番。力が点取ったんで、こっちも取らないと」。2日のナビスコカップ第2節・仙台戦は右SBでの出場が濃厚。得意の攻め上がりから、得点チャンスを虎視眈々と狙っている。