負傷で長期離脱していた金園英学が前節の松本戦(1●2)に途中出場し、公式戦復帰を果たした。
けがを負ったのは先月20日の横浜FC戦(2△2)。『右母趾IP関節脱臼、陳旧性骨折』という大けがを負い、長いリハビリ生活を余儀なくされたが、持ち前の明るさは忘れなかった。
印象的だったのはブラジルW杯へ臨む日本代表メンバーが発表された12日。発表直前でソワソワする報道陣を見ると、「僕もメンバー入りしてないですかね?(笑)」と声をかけ、場を和ませた。同日はリハビリの最終段階。ハードな走り込みを行っていたが、苦しさを表に出すことはしなかった。
28日の練習後には磐田市内の小学校を訪問し、6年生約100人と交流。「子どもと接するのは得意な方ではない(苦笑)」とはにかみつつも、リフティングで児童たちの目を輝かせた。松本戦は2点を追う展開で前線に投入されながら、シュートはゼロ本。「まだまだです」と唇をかみ締め、「やはりゴールを決めないと」と、31日のホーム・岡山戦を見据える。
(磐田担当 南間健治)
2014/05/29 18:05