山崎亮平が7日の水戸戦の先発メンバーに名乗りを上げた。
恥骨痛で前節・岡山戦(1△1)を欠場した山田大記は、4日も別メニューで調整。さらに4日にはペク・ソンドンが練習途中に別メニューへ切り替えたこともあり、同日の紅白戦では主力組の2列目でプレー。駒野友一のクロスに飛び込みゴールを決めるなど、積極的にアピールした。
今季は開幕直後に一度は先発に定着したが、第7節・北九州戦(2●3)以降、再びサブに。それでも第15節・松本戦(1●2)では前田遼一の得点をアシストするなど、良い状態を維持している。先発出場となれば、約2カ月ぶり。「どのチームもしっかりと守備をしてくると思うけど、そこをドリブルではがせれば守備が崩れると思う」と意気込みを語る。
ブラジルW杯に臨む日本代表には大迫勇也ら同年代の選手も名を連ねた。「(年代別の代表で)一緒にプレーした選手もいるので悔しさもあるし、うれしい気持ちもある。W杯で活躍してほしい」(山崎)。日の丸を背負う同年代にも刺激を受け、背番号9は敵陣へ切れ込む。
(磐田担当 南間健治)
2014/06/04 19:47