第11節は福岡戦。アウェイでの対戦はちょうど2年前の同月同日以来となる。阪田章裕が坂田大輔と対峙する“サカタ・ダービー”と名付けられ、ミーティングでも「やたら“サカタ”という言葉が飛び交って紛らわしい」と言われたあの対決が、再びレベスタで繰り広げられる。
古巣対決となる末吉隼也と福岡大時代からの後輩・石津大介、また北九州時代の盟友だった木村祐志と森村昂太のマッチアップなど、予想される見どころも多い。
チームは2日午後、バスで福岡へ出発。それを見送りながらクラブハウスの脇では、留守番組のスタッフが、色褪せたマーカーにスプレーで彩色していた。「債務超過は解消しても、備品を大事にする初心は忘れないよ!」と言い残してバスに乗り込んだのは菅原大介ヘッドコーチ。グラウンドを訪れていた青野浩志社長も「やらなくてはならないことはまだ残っている。気を緩めずにやります」と引き締まった表情で練習を見届けた。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/05/02 21:02