春の陽気に包まれた23日の鳥栖。帰宅の際、播戸竜二も半袖で現れたが、この日、着ていたのはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のユニフォーム。「監督やで、監督」と口にしながら着ていたのは、モイーズ監督の解任により、暫定監督に就任したライアン・ギグスのユニフォームだった。
これは昨年、C大阪時代にマンチェスター・ユナイテッドと戦った親善試合の際に香川真司に頼んでギグス本人からもらったモノだった。さらに播戸は「オレの言ったとおりやろ。全部、分かってんねん」とコメント。何のことかと思えば、以前、インタビュー企画『俺のプレミア』で話をうかがった際、マンチェスター・ユナイテッドについても言及してもらったが、まさにそのとおりの結果となっていることへのアピールだった。
離脱が続いていた播戸は、この日から本格的に全体練習に合流したこともあって絶口調。「監督が行けと言ったら行くだけ」と早期の戦列復帰にも意欲的だった。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/04/23 18:30