大阪ダービーの余韻も冷めやらぬ中、C大阪は16日にACLグループステージ第5節の浦項スティーラース(韓国)戦を控えている。
14日に行われた紅白戦では右SBに安藤淳が、出場停止のカチャルの位置には藤本康太が入った。練習後に藤本は、「(離脱していた間は)焦っていた。チャンスを生かすため、次の試合は自分にとって大事」と話した。また、「シャケさん(酒本憲幸)と同じでうまいタイプ。声も出してくれるしやりやすい」と藤本が信頼を寄せる安藤は、移籍後初先発が濃厚。「チャンスと思って頑張りたい。シャケがやっていたプレーも見ながら、自分の良さもプラスして出していきたい」と安藤は話し、「いまのチームのポイントとして、流れが悪いときに挽回できない。うまく回っているときは能力が高い選手がいっぱいいる。チームが苦しいときにどれだけ動かせるか」と全体も見据えたコメントも残した。
大阪ダービーで途中交代となったGKキム・ジンヒョンを含め、直近の公式戦で3試合連続2失点を喫している守備陣の奮闘が勝利には欠かせない。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/04/14 16:38