市原市に生まれ千葉アカデミーで育った伊藤大介が、千葉の一時代を背負った大先輩の巻誠一郎と、J2第4節・熊本戦で対戦するのを楽しみにしている。
「アカデミー時代からプレーする姿を見ていた。クロスの入り方がうまいし、前からの守備は献身的で、難しい体勢でもあきらめずにゴールを狙う。言葉にしなくてもトレーニングから100%の力でやる姿が印象深い。ああいう選手が長く現役を続けることができるのだろうし、代表で活躍できるのだと思っていた。プロの姿を学んだ」
そんな巻は、伊藤の両親とも親交があるという。「親が経営するバーにトップチームの選手が来てくれていたので。子供のころから構ってもらっていました」
開幕前のトレーニングマッチで再会したときには、まず結婚の報告をしたという。はじめて生まれ故郷を離れてプレーする伊藤と、今季から郷里のクラブでプレーする巻が、22日、九州のピッチで対峙する。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/03/20 21:22