明治安田J2第11節・栃木戦では(2△2)2点リードを追いつかれて勝ちきれなかったが、連敗を5で止めた熊本。自身も6試合ぶりとなる今季2点目のゴールを挙げた齊藤和樹は「自分でも点が取れたけど、巻(誠一郎)さんが頑張ってくれたおかげでセカンドボールもたくさん拾えた」と話す。
その巻は「メンタルや球際の部分でチームとして強調するということは共有できた」と振り返る。
ただ、2人が口を揃えて言うのは、「栃木戦のパフォーマンスをスタンダードにしないといけない」ということ。さらに、苦しい時間帯をどうコントロールするかも課題だ。次節迎える大分とは毎月トレーニングマッチを行っており、お互いに手のうちも分かった同士。浮上のためにもまずは身近なライバルに競り勝ちたい。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/05/04 16:31