20日、MF青木拓矢が一部メニューながらチームに合流した。
青木は今季、大宮から移籍してきたものの、1月の足首の負傷に続き、2月の指宿合宿で行われたFCソウル戦で相手に腹部を蹴られて腎損傷の大けがを負い、チームを離れていた。
対人を伴うゲームこそ行わなかったものの、鳥かごやパスでチームメートとともにボールを蹴った青木は「素直にうれしい」と笑顔。負傷したときのことについては「蹴られたといってもプレー中によくあるような感じだったし、腫れもなかった。大丈夫だと思って『行ってきます』いう感じだったんだけど、まさかそんなことになっているとは思っていなかった。でも(診断結果を)そう聞くと脇腹を使わないほうが良いのかな、と(脇腹をかばうように)体が曲がった」と笑いを交えながら振り返った青木。
「自分の体的にはもう問題ない」としながらも、「これから画像(CT)を撮ったり採血したりして、そこでOKがでれば完全合流ということになると思う」。完全合流にはもう少し時間がかかりそうだが、復帰へ一歩前進した。
(浦和担当 菊地正典)
2014/03/20 21:26