今週末は水前寺競技場に東京Vを迎える熊本。今季加入した巻誠一郎にとっては、「昨季までいたチームだし、千葉と比べても一緒にやった選手が多い」という古巣との対戦となる。
「二人の“アンザイ”(安在和樹、安西幸輝)とか吉野(恭平)、(高木)大輔もそうだし、なかなか試合に出られず、一緒に汗を流した若い選手が、今季はたくさん主力として出ていますからね、それはうれしい。若い選手は試合に出ながら成長するところもあるし、結果が出ない中でも、そういう選手が躍動して勝ちに結び付けている。昨季、近くで見ていたときの印象とは違うんだろうな、と思う」
個人的には“自分ダービー”が燃えるという巻。暑さはあまり得意ではないというが、「毎年、夏場のほうが点を取っているし、ボールフィーリングやヘディング、タイミングも含めて、コンディションは上がってきた感触がある」とのこと。ここまではまだ無得点だが、若い選手が多い古巣を相手に、健在ぶりを見せる意気込みは十分だ。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/05/15 23:24