今季の主将には仙台から移籍の田村直也、副主将には京都から移籍のカン・ソンホ、そして19歳の前田直輝が選ばれた。この3名を指名した三浦泰年監督がその意図を明かした。
「今季は選手の成長がチームの成長につながると思っているし、『団結』と『まとまり』をキーワードに打ち出している。ここにはサッカーのうまい選手が多くいるが、(チームが成長するためには)思いやりや優しさを持った選手がチームの中心にならないといけない。田村はそのためには良いキャラクターを兼ね備えた選手だと確認できたから主将に据えた」。
主将の田村が移籍1年目に加えて、副主将のカンも移籍1年目。さらに前田は19歳と、異例の人選とも言えるが、副主将にも指揮官なりの意図がある。「田村をバックアップする上でヴェルディにいないタイプ、場の空気を明るくできるカンを副主将にして、U-20の選手が10人を超える中、前田には若い選手を鼓舞する立場になってほしい」。 (取材・郡司 聡)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/10 17:42