三浦知良(現・横浜FC)、平本一樹ら、そうそうたるメンバーが背負ってきたヴェルディ伝統の11番を、今季はトップチーム昇格2年目のアタッカー・前田直輝が背負うことになった。「11番はカズさんやカズキさんなど、すごい選手が着けてきた。それを19歳ながらつけさせてもらうことになった。背番号の重みを感じながらプレーしたい」。そう言って前田は11番を背負う覚悟を見せた。
また、東京Vの11番のイメージについては「ヴェルディの11番はストライカー。結果を出せる選手。今年はそういう選手になっていきたい」とコメント。「折り返しまでには5点を取りたい。そしてシーズンを通して自分の背番号よりも多く取る」と今季の目標を語った。
さらに前田は副主将にも就任。「声を出してチームをまとめるキャラではない。スプリントの数でアイツ頑張っているなというような捉え方をしてもらえれば」と、“背中で語る副主将”を目指している。(文・郡司 聡)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/10 13:34