クラブの自主的な措置により、開幕2試合でベンチ入り停止となっていた三浦泰年監督。10日のアウェイ・京都戦もスタンドから試合を観戦したが、指揮官が見た京都戦とは――。
「非常に難しい試合だった。勝ち点3を取れず、勝ち点1をもぎ取ったが、われわれのサッカーを目指す上で良いモノが出たと思っている。周りが感動するサッカー、選手たちが躍動して充実した表情になるためには何が必要か。苦しさ、ひたむきさ、耐えること。それらはわれわれが目指すところに向かう過程の中で非常に重要なこと」。
90分でのシュート数は1本と、守備に回る時間帯が多かった東京V。それでも京都の攻撃をしのぎ切り、勝ち点1をもぎ取った選手たちに指揮官は一定の評価を与えた。
17日の岡山戦は東京V公式戦初采配となる三浦監督。指揮官にとっては、ある意味“開幕戦”だが、本人は「開幕戦はもう福岡戦で終わっている」と話し、前だけを見据えた。
(東京V担当 郡司聡)
2013/03/13 17:21