29日、J-GREEN堺にて、プレミアリーグWEST第6節・G大阪ユース vs C大阪U-18が行われた。
試合は前半にG大阪ユースが先制するも、後半にC大阪U-18が3得点を奪って逆転。その後、G大阪ユースが1点差に迫ったが、C大阪U-18が逃げ切って試合は終了。白熱の“大阪ダービー”となった。
前半はG大阪ユースに押され気味だったC大阪U-18だが、「ハーフタイムに監督からカツが入った」(前川大河)後半は高い位置からのプレス、素早いサイドアタック、2列目からの飛び出しなど、幾度となく素晴らしい攻撃を展開した。また、トップチームの監督に新たに就任したマルコ・ペッツァイオリ氏が和歌山キャンプで指導したサッカーと高い相互性を見せた。
C大阪U-18を指揮する大熊裕司監督は、「監督が来られた日にお話をさせていただいて、前からプレッシングをして、高い位置でサッカーをしたいんだ、と。われわれが鍛えているサッカーとも似ていると思ったし、いろいろなことを学びながら、選手を送り込めたらいいのかなと思う」と話した。
27日には、この試合で得点を奪った前川と阪本将基が2種登録された。両者も含めたC大阪U-18の今後のさらなる成長が期待される。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/06/30 18:55