かつてワードローブにボーダー柄が多いことを自ら認めた辻尾真二。実はその翌日から、にわかに違う柄の服で練習に通うことが増えた。そういう目で見るから余計目立つのかもしれないが、練習後にチェックや無地の服で出てくるのに遭遇すると、記者も辻尾も笑ってしまう。
先月28日、契約満了が発表された。負傷がちで不本意だった今季を振り返り「開幕前にけがしたのがよくなかった」と残念そう。夏頃に「大分の役に立ちたい」と、もどかしげに語ったこともあった。
大分の印象は「魚が美味しい」。個人応援団「○辻軍団」などピッチ外でも良質なネタを多く有する辻尾に『まだまだイジり足りないんですが』と声をかけると「もういいです」と笑って返した。
現在は負傷離脱中だが、天皇杯準々決勝までに回復し、スピードあふれる突破とキレ味鋭いクロスをもう一度見せてもらいたい。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/12/05 16:41