「卒業から10年近く経っているけど、選手権は意識してしまう。やっぱり華でしょ」。
東京Vの守護神・佐藤優也は、市立船橋高3年次に高校選手権(2003年度第82回大会)に主力GKとして出場。しかし、岩下敬輔(現・G大阪)、伊野波雅彦(現・磐田)らを要した鹿児島実業高に準々決勝でPK戦の末、敗れたことにより自身は夢の国立でプレーすることは叶わなかった。
母校・市立船橋は年末に開幕する選手権出場を決めているため、「(夏の高校総体に続いて)夏・冬連覇を達成してほしい」と後輩たちにエールを贈っている。
また、オフなどには母校の練習に参加することもあるという佐藤は、後輩GK・志村滉についての秘話を明かした。「志村が海外の招待試合に参加したときに、FWでチェイシングに来た選手を股抜きしてお客さんからスタンディングオベーションを受けたらしい(笑)」。そんな志村の素顔は「律儀に挨拶をする」(佐藤)青年とのことだ。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/11/21 21:07