今季限りでの引退を発表した熊本の北嶋秀朗にG大阪の指揮官と鉄人ボランチがエールを送った。
清水で監督を務めた初年度の2005年に師弟関係だった北嶋を以前から評価していた長谷川健太監督は「ちょうど私が監督の1年目にけがをして、よくそこから復活した。すごくいい奴だし、人としても尊敬できる」とその姿勢に賛辞を贈る。引退を報道で知ったという長谷川監督は「体はボロボロだったと思うが、よくここまで頑張ったと思う」と寂しげに話した。
また、学年こそ一つ上だが1978年生まれの明神智和は、柏時代の僚友の引退を「だいぶ前からけがで苦しんでいるのは知っていたけど、引退には寂しさを感じる」とポツリ。「本当に負けず嫌いだったし、サッカーだけを考えている選手だった。あの年齢までやれたのは努力の賜物だったんだと思う」とかつてのチームメートの姿勢を誉め称えていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/10/18 20:31