今節にもJ1復帰が決まるG大阪だが、チームに流れる空気はまったくいつもと変わらない。熊本戦での勝利は不可欠だが、遅れてキックオフされる神戸vs京都の結果に左右されることもあって、選手たちに過度の入れ込みはない。
「試合が終わった瞬間に昇格が決まるわけじゃない。特に何も意識せず明日の試合だけに取り組みたい」と藤春廣輝が言えば、前節4得点の宇佐美貴史は「力まないようにしたいし、シーズン中の1試合としてとらえたい」。
熊本戦に向けての練習やミーティングの中でも、指揮官やチームキャプテンの遠藤保仁から特に気負ったメッセージはなかったという。FC東京時代にはキャプテンとして昇格を経験した今野泰幸も「決まるまで気を抜いてはいけないし、確実に昇格が決定するまでしっかりと戦いたい」と引き締まった表情で熊本戦を見据えていた。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/11/02 19:49