[川崎F]大久保嘉人か、レナトか、次にPKを蹴るのは果たして…

　前節・広島戦でレナトがPKを失敗した。自らが奪ったPKでもあり問題はなかったが、内心寂しそうに見ていた選手がいる。大久保嘉人だ。

　大久保とレナトのPK関連の話については、以前も記事にしておりように、簡単に言えば、大久保も要所では蹴りたいので、そこの駆け引きが常にあるということ。

[川崎F]PKを外した大久保嘉人、レナトに謝罪

　前節・湘南戦、1点ビハインドだった川崎Fは試合終盤、レナトのドリブルからPKを奪取した。本来、チームのPKキッカーはレナトだが、大久保嘉人がキッカーを直訴。しかし、大久保が放ったシュート…続きをみる

　広島戦で大久保が強く言い出せなかったのは、第18節の湘南戦で譲ってもらったPKを外してしまったから。「やっぱり湘南戦のことが頭をよぎってね。悪いことしちゃったから」。

　実は広島戦のあの瞬間、レナトは大久保が「蹴らしてくれ」と言ってくるものだと思っていたという。「レナトが『てっきり来るかと思った』って言っていて。その気持ちを知っていたら、『蹴らして蹴らして!』と言ってたのに（笑）」と大久保も嘆き節。次回のPKは果たしてどちらが蹴るのか、駆け引きが気になる――。

川崎Fの選手名鑑（クラブ公式サイト）

（川崎F担当西川結城）

2013/09/19 19:59