前節・湘南戦、1点ビハインドだった川崎Fは試合終盤、レナトのドリブルからPKを奪取した。本来、チームのPKキッカーはレナトだが、大久保嘉人がキッカーを直訴。しかし、大久保が放ったシュートは左ポストに直撃。同点のチャンスをフイにし、引き分けに持ち込んで勝ち点1を得ることもできなかった。
二人のPKを巡る話と言えば、大久保がJ1通算100得点を記録した第16節・浦和戦でも同じケースがあった。そのときは「100得点のメモリアルゴールを決めてほしかった」というレナトの好意もあり、すんなりキッカーは大久保に譲られた。
それだけに、今回も譲ってもらった上で外してしまった大久保は責任を感じている。「決められずにチームメートにも申し訳ないけど、何よりレナトに悪いことをした。彼には謝った」。果たして、次のPKは誰がキッカーになるのだろうか。
川崎Fの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(川崎F担当 西川結城)
2013/08/02 18:03