7日に行われた天皇杯2回戦で、和田達也が高卒ルーキーのなかでは初となる公式戦メンバー入りとなった。試合出場こそはなかったものの、「ベンチならでは雰囲気を感じることができた」と本人も前向きにとらえている。
速さのあるドリブルとゴールに絡むプレーが持ち味のアタッカーだが、チームに加入してから体力強化に努めたことで「ドリブルをする回数が増え、長い距離を走れるようになった」とその持ち味がさらに磨かれてきたことに自信をつかんでいる。
「最初は『1年目だから……』という気持ちもなくはなかったが、反町康冶監督も『年齢は関係ない』と話しているし、今は1年目からでも試合に絡んでいこうと意識しています」。
プロとしての第一歩を刻んだ和田が次に目指すのは公式戦への出場だ。「もっと努力しないといけない。ベンチに入ったと言っても、勝負はこれからですから」。
松本の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(松本担当 多岐太宿)
2013/09/13 13:21