9月に入り、左ワイドのポジションで先発出場を果たしている阿部巧。加入当初は動きにキレが欠けていたが、ハードなフィジカルトレーニングを経て「身体のサビも取れてきた」(反町康治監督)ことで、攻守においてアグレッシブな姿勢を見せている。
その阿部は、今節のG大阪戦について「自分たちのサッカーをやり通せるか」が勝敗を分けると見る。G大阪のお家芸といえば遠藤保仁を中心としたポゼッションサッカーだが、「ハイプレスからボールを奪えれば、ショートカウンターでチャンスを作れる。ウチのサッカーがはまればイライラしてくると思う」とまずは自分たちのペースに持ち込むことで勝機を見出す構えだ。
今野泰幸はFC東京所属時代の先輩に当たり、宇佐美貴史はアンダーの日本代表で「1年以上一緒にやってきた」仲。当然、期するものはある。今まで積み上げてきたものをこの大一番で発揮することができるか。
松本の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(松本担当 多岐太宿)
2013/09/20 17:05