5日の熊本戦後の記者会見で、柱谷幸一監督からも「これからチームにとって重要な選手になっていくんじゃないかなというのを、再確認することができた」と、期待のコメントが出ていた井上翔太。プロ初ゴールは、チームを勝利に導く貴重なゴールとなった。
しかしそのために、帰り道ではうれしい悲鳴をあげていた。
「試合後、たくさんのお祝いのメッセージが届いたので、帰りのバスの途中で、携帯の電池がなくなってしまいました(笑)」と苦笑い。C大阪時代のチームメート、吉野峻光や丸橋祐介らからもメッセージが届いたと、うれしそうに話してくれた。
そして、「5日は勝ったが、これからも簡単な試合はない。どんな試合でも自分たちのサッカーである粘り強い戦いをして、多くの試合を勝てるように、チームが一つになって戦たい」と先を見据えた。
わずか2カ月だが、井上は北九州にとって、チームにもサポーターにも、欠かせない存在になった。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/09/06 22:09