前節・徳島戦では相手の勝負強さに屈し、連勝はならなかった栃木。チャンスの数で下回っていたわけではなかったが、栃木のシュートは徳島DFによってことごとくはね返された。高木和正はこう振り返る。
「気迫で止められてしまった部分もある。でも、絶対にそこで負けてはいけない。後半はチャンスも作れていたと思うので、その中で最後の精度や決定力が大事になる」。
ただ、アタッキングサードでの精度はどのチームも直面する課題。高木の持論は「練習から魂を込める」ことだ。
「すぐに得点力が上がるかは分からないが、練習から一本のシュートを大事に打つことでも変わってくる。一人ひとりが魂を込めてやれば、精度は上がると思う」。
栃木の今季リーグ戦は残り11試合。副将の“魂”が、チームを再度奮起させることに期待したい。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/09/04 17:39