27日のJ2第26節・愛媛戦は、雷雨の影響で中止となった。7試合未勝利の中、必勝を期して今節を迎えた栃木の選手たちは、試合中止をどう受け止めたのか。
大和田真史は「『早く勝ちたい』という気持ちは強かった」と無念さを滲ませたが、同時に「(雷雨は)どうしようもないこと。雰囲気が変わると考えれば、プラスに捉えることもできる」と前向きな姿勢を見せた。
愛媛戦で今季初先発となるはずだった柴崎邦博は、「すごく状態が良かったし、楽しみな部分が大きかった。まあ、仕方ないといえば仕方ない」と本音をのぞかせた。大きなチャンスを不運な形で逃してしまったが、「次はGKのポジション争いもリセットされる。気を抜かずに、やれることをやる」と切り替えていた。
「『今まで勝てていない流れを天気がうまく切ってくれた』と言えるようにしたい」と語ったのは廣瀬浩二。廣瀬は取材エリアに進む前にファンサービスも行うなど、さすがの配慮も見せていた。
栃木の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(栃木担当 片村光博)
2013/07/27 22:44