いまやコンビニエンスストアの店頭にも登場して全国に名を馳せる「大分からあげ」だが、その発祥の地は2説ある。県北地域の中津市と宇佐市で、互いに「聖地」の名を実にしようと、「からあげクオリティー」を競い合っている今日この頃だ。
その「大分からあげ聖地対決」をも盛り上げるマッチアップが、24日の第22節・広島戦のピッチで繰り広げられた。中津市出身のMF松本昌也(写真右)が、宇佐市に生まれ大分アカデミーで育ち、10年から広島でプレーしているGK西川周作を強襲するシュートを、2度にわたり放ったのだ。
シュートは2本とも広島の守護神に阻まれ、個での対決は“宇佐からあげ”の勝利となったが、試合は1-1のドロー。松本は「あそこで自分が決めていればチームが勝利できたのに」と悔しがり、「次は決めます」と誓ってみせた。
大分の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/08/27 17:11