リーグ戦、ここ5試合の戦績は1勝1分3敗。5月から始まった快進撃が嘘のように、停滞気味だ。中でもチームに打撃を与えたのが、レナトの負傷離脱。背番号10の不在はやはり大きく、前節・新潟戦は攻撃面が低調となり、逆転負けを喫した。
チームの主将の中村は、現在の苦しいチーム状況についてこう話した。「正直、これほどまで攻撃の選手にけが人が出てしまうと、どこのチームでも厳しいところはある。(小林)悠にレナトと、絶好調の主力が抜けてしまった」。
だからといって下を向くわけにはいかない。「ここで耐えられるか。ベストな内容がでなくても、勝ち点を重ねることだけは継続しないといけない」。
中村にはある目標がある。「風間(八宏)監督のサッカーがこれだけ根付いてきた中で、ベストメンバーがそろえばすごい試合ができる。今季中にその時期を絶対に作りたい」。終盤戦に向けて、今は我慢のとき。
川崎Fの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(川崎F担当 西川結城)
2013/08/26 19:22