川崎Fは仙台戦翌日の4日、岩手県陸前高田市でサッカー教室を行った。今年で3回目を迎える教室には、選手会に有志のサポータも加わった。選手たちは被災者の方々の体験談などを聞き、さらに子供たちとともに一緒にボールを蹴るなど、今年も終始地元の人々との触れ合う時間を大切に過ごしていた。
まだまだ復興が進まない被災地の現実を目の当たりにしながらも、元気な子供たちからは各選手もあらためて勇気をもらったようだ。「大きくなった子たちもいて、今年もみんなの成長を感じられたことがうれしかった」(中村憲剛)。
サッカー教室の途中、震度3の地震が起き、その場は一時緊張した空気も走ったようだが、何事もなくその後はスムーズに進行。この活動を継続する意義の大きさを、あらためてクラブのみんなが感じ取っていた。
川崎Fの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(川崎F担当 西川結城)
2013/08/06 19:46