レナトの後釜として10番を託されることになったアルトゥール・マイアは5日に行われる練習試合・横浜FM戦の前日練習で主力組に混じってプレー。セットプレーのキッカーも務めた。まだまだコンディションは100%には遠いが、「自分にとってはいい状態です。徐々にグループの特徴も分かり始めてきているので、いい方向に進んでいる」とコメントした。
気になるプレースタイルだが、「自分の特徴はパスと、あとはFWの選手が決められるような、生かすためのプレー」と語っており、”前任”のレナトとは若干異なるプレーヤーである模様。だが、「自分で勝負を仕掛けるときは仕掛けていきたい」と単独突破に対する自信も語る。「(自分で)決めるよりも最後の前のところに美徳を感じているタイプな気もする」とは中村憲剛の語った印象。ジュニーニョ、レナトらが背負った伝統ある背番号10を、新しい色に染め上げることに期待したい。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2015/08/04 20:47