GKアレックス・サンターナの出場停止により、今節の甲府戦でゴールマウスを守る可能性がある安藤駿介には、新しく加入した大竹洋平について苦い想い出があるようだ。
「自分が高校2年のときにFC東京ユースと試合をやって。洋平くんがシュートを打つとき、『この体勢で、これだけしっかりコースを切れば絶対に失点はない』と、かなり自信を持って構えたけれど、それをあざ笑うかのようにループシュートを決められた」。今でも忘れられずに、鮮明に覚えている。「あのときはかなり悔しくて、『大竹め!』って感じでした(笑)」。しかし、これには後日談があった。
その翌年の話だ。「FC東京が川崎Fと戦ったとき、(川島)永嗣さん相手に自分のときと同じようなループシュートを決めていて。『ああ、あれは得意なコースだったんだ』と、あきらめがつきました」とのこと。
日本代表のGKもお手上げだったループシュートを、平塚の地で見てみたいものである。
湘南の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/08/22 09:37