普段は海外の選手のプレーをチェックすることが多い中島翔哉(写真右)だが、G大阪ユース史上最高傑作と評されている宇佐美貴史だけは特別な日本人選手として位置付けていると言う。
今節はその宇佐美を擁するG大阪と対戦。中島はその一戦を通じて自身の成長につながる何かをつかもうと考えている。「バイエルン・ミュンヘンで一流のスター選手と一緒にプレーして何かを感じた宇佐美選手を間近で見ることで、僕も何かを得なければならないと思っている」。
プレーのスケール感こそ違えども、Jクラブの下部組織で育ち、ドリブル突破を最大の武器として局面を打開していくプレースタイルは、中島と宇佐美のそれが重なる部分は少なくない。「宇佐美選手のプレーを生できちんと見る機会はあまりなかったけど、映像で見る限り自分のリズムに入ったときは強い」と中島は言う。
首位チームと対峙する一戦を前に、緑の背番号7は「ニュースになるようなゴールを決めたい」と気合も十分だ。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/07/26 15:42