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　第12節の札幌戦で右ひざを負傷し、戦線を離脱していた中山博貴が18日の練習試合で実戦復帰を果たした。

　U-17日本代表を相手に前半途中から出場すると、後半には左サイドからのクロスをヘッドで叩き込んでゴールを決めるなど、約50分間プレー。試合後には｢体力的にきつくて、前に出て行けなかったり、守備で戻りきれない場面もあったけれど、得点に絡めたのは良かった｣と語っている。

　本人が物足りないと認めた運動量についても｢しばらく休んでいてまだ足りないけれど、（攻撃に）出ていくタイミングは戻ってくると思う。今日は相手に技術があってボールを回されるときもあったけど、そこで一歩寄せることが遅かった。そういう判断も、やっていく中で良くなっていくと思う。｣と実戦を重ねることが大切だと強調。

　現在、チームでは工藤浩平が控えに回るなど中盤のポジション争いがし烈だが、中山の復帰はそれに拍車をかけることになりそうだ。

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