ナビスコカップ準々決勝で川崎Fと戦っている仙台。第1戦は1-2で敗戦となったが、後半のアディショナルタイムに松下年宏が1点を返したことがアウェイゴールとして大きな意味を持つこととなった。
まず仙台としては勝つことが必要ではあるが、アウェイゴールがあるため、無失点に抑えることができれば確実に準決勝に進出できる。この試合で、無失点を誓うのが石川直樹だ。
「相手には押さえるべき選手が多いなかで、中村憲剛選手も(日本代表から)戻ってくる。ゴールに直結するパスを出させないことも大事」と、川崎Fの攻撃を警戒。「失点ゼロで勝つことができれば、準決勝進出というだけでなく、再開するJ1のリーグ戦につながる自信になる」と展望する。
この第2戦ではGK林卓人が出場停止、DFも24日の練習試合で上本大海と渡辺広大が負傷したが、石川は「今のメンバーも練習での連係がうまくいっているので、細かい部分を詰めて相手をおさえたい」と意気込んでいる。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/06/26 19:21