ここのところ2列目での起用が多い松下年宏だが、天皇杯2回戦では途中から右SBに入り、日々の練習ではこれまで同様にボランチでの準備もしている。第25節・大分戦を前にした練習では「人数が足りないこともあるのですが…」と本人は言うものの、ボランチの位置に入ったときも好調さをうかがわせた。この日はリーグ戦の直近の試合(第24節・湘南戦)を反省する上で「コンパクトな守備を確認しました」と守備面を重視してプレーした。
迎える今節の大分戦では、2列目に入った場合でもボランチに入った場合でも、松下はFC東京時代のチームメート・梶山陽平に対する守備において重要な役割を担うことになる。松下は梶山について「彼は視野が広いし、なかなかボールを取られない。ボランチに入ることでサイドにうまく散らす役割を果たしていて、大分の組み立てをスタートする選手」と印象を語った。本番でのマッチアップにも注目だ。
仙台の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/09/12 19:20