前節・岡山戦を落として今季初の3連敗。チームは苦しい状況に立たされている。立て直しを図りたい中で迎える徳島戦は中3日と限られた準備期間しかないが、工藤浩平は「すぐに試合があるほうがいい」と過密日程を歓迎している。確かに肉体的には厳しいが、精神的には悪い流れを引きずり過ぎずに短いスパンで試合に挑めるほうがいいと考える選手が多かった。
準備期間が短いゆえに、できることは限られている。まずコンディションを回復させること。そして「自信をなくしたり、やっていることに対して不安を感じたりせず、まとまっていくだけ」(中山博貴)と一体感を持つことだ。
主将の安藤淳は「思い詰めるというよりは“もう、やるしかない”という心境。切羽詰まるのではなく、サッカーを楽しむこと。それが一番ですね」と話している。雑念にとらわれず、目の前の試合、目の前のプレーにこだわること。それが現状打破のきっかけとなるはずだ。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/08/23 19:03