9日から15日まで鹿児島・指宿で夏季キャンプを張った柏。天候にも恵まれ、充実したトレーニングの日々を過ごしたが、工藤壮人には思わぬ“敵”が立ちはだかった。
まずは夏の季節柄悩まされている人も多いはずの蚊。工藤本人も「一番の敵は蚊だった」と認めるほどの強敵で、自身の血液型がO型であることも蚊に食われやすい原因となったようだ。
「(同部屋の)大輔くん(鈴木)のぶんも僕が吸われた(苦笑)」と工藤。ほかの選手はフロントに蚊取り線香を借りるなどで対処したが、工藤がその事実を知ったのは最終日の前日。結局、蚊取り線香を借りずに過ごし、蚊に刺された箇所は「爪で潰して気をまぎらわして」(工藤)痒さを乗り切ったという。
そして、もう一つの敵が鈴木の寝息。自身の眠りを妨げられる日もあったらしいが、「気持ち良さそうなかわいい寝顔を見ると仕方がないかな」と鈴木の安眠は妨害せず。なんとも気の優しい“太陽王のエース”だった。
(柏担当 郡司聡)
2013/06/17 23:32