キリンチャレンジカップ・ブルガリア戦とW杯最終予選・豪州戦の日本代表メンバーに選出されていた工藤壮人。残念ながら試合出場のチャンスは訪れなかったが、日本を代表するトッププレーヤーとの練習から得るモノも少なくなかったという。
「香川真司選手や長友佑都選手など海外で活躍する選手はくだらないミスがないに等しい。ファーストタッチのボールの置き場所やコントロールミスはなかった。ブルガリア戦のアップのとき、長友選手とパス交換をしたけど、思い通りのところにボールを止めていた。細かいところだけど、代表選手は大舞台や緊張感のある試合で自分の思い通りにできる。それが印象に残った。僕はまだまだだなと思った」。
初のA代表選出にも、試合出場の機会がなかったことから、「一回呼ばれただけなので、僕自身代表に選ばれたとは思っていない」と工藤。「これからもJリーグで、ゴールでアピールしていきたい」と柏の9番は前を向いて突き進む。
柏の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(柏担当 郡司聡)
2013/06/17 23:34