16日から始まったFC東京の新潟・十日町キャンプに、青森山田高出身の明治大1年生、室屋成が参加している。Jリーグチームへの練習参加は、高校2年時に清水の練習に参加して以来、2度目だという。
室屋はU-17W杯出場経験のある世代屈指の右SBだが、「ヒデがいなかったら“ぼっち”だった!」と年代別代表で一緒だった同学年の野沢英之と同部屋に胸を撫で下ろしている。とはいえ、「みんな話しかけてきてくれるので、馴染みやすい」と、FC東京の雰囲気をありがたがっている様子もうかがえた。
「プロだとフィジカルの差がある。当たりのレベルが違います。でも、思い切りやりたい」
FC東京には徳永悠平、太田宏介、中村北斗といった日本有数のSBがいるが、「プレーを真似するなど、いろいろと吸収したい」と話す。
「長友(佑都)選手は明治から世界へ行った。そういう先輩は目標」と語る19歳は、この練習参加を自分の糧にするべく、この期間で自分を出し切るつもりだ。
(FC東京担当 田中直希)
2013/06/17 23:08