清水は御殿場でのキャンプを終え、17日から通常練習を開始した。
この日、キャンプで右手親指付け根骨折を負って途中離脱した吉田豊が午後練習でグラウンドに姿を現した。しかし、まだ対人練習は難しく、ランニング中心の別メニューで調整を行った。「いまは固定されているからいいけど、痛い」と、まだまだ回復には時間がかかるようだ。日常生活にも影響が出ており、「洗顔とか、歯磨き粉とかも嫁に出してもらわないと無理」と、苦労を話していた。
また、扁桃腺炎でキャンプに参加できなかった高木純平も元気な姿を見せた。13日ごろから三保で一人トレッドミルに向かい合っていたようで、この日の練習再開後からは即フルメニューをこなした。高木純は「キャンプに行けなかったことは残念」としながらも、再開に向けて意気込んでいる。「(ほかの)選手に声をかけて、自分がプレーで見せることができるところは見せてあげて、チームに貢献したい」とベテランの自覚を持っていた。
(清水担当 田中芳樹)
2013/06/17 18:52