22日のナビスコカップ第7節の名古屋戦は、川又堅碁と鈴木武蔵の2トップが濃厚だ。すでに予選敗退が決まっている新潟。だが「お客さんがお金を払って見に来る以上、消化試合じゃない。自分の100%を出す」と燃えているのは好調の川又。今季初先発となる鈴木も「自分にとっては大切な試合。特徴を出してアピールしたい」と意欲的だ。柳下正明監督は「二人とも試合になるとやれるタイプ。相手にとって嫌なものも持っている」と期待を寄せる。
二人とも相手DFの裏へ抜け出す動きが得意。役割分担が気になるところだが「どっちが抜けてもいい。でも武蔵は前向きになったらいいプレーをすると思う。あいつのスピードを生かしてチャンスメークできれば」(川又)。
また「ゴールパフォーマンスは決めています」という鈴木にも注目。「やべっちF.C.」の「デジっち」で発揮した芸達者ぶりは周知のとおり。この二人、うまくハマれば、見どころ満載の試合になりそうだ。
(新潟担当 野本桂子)
2013/05/21 19:38