前節の磐田戦は0-4と大敗を喫してしまった。しかし、当たり前だが曺貴裁監督が下を向く様子はない。「後ろに引くようなサッカーはしないし、そういうチームではない。僕自身がブレずにやっていきたい」と攻撃的なスタイルを貫く姿勢は変わらない。攻撃的といえば今節対峙するC大阪も同じ。この相手に対して曺監督は「昔から主導権を持って攻撃的なサッカーをしていこうという伝統がある。ああいったセレッソみたいなチームが日本のサッカーを引っ張っていければと思う」と高い評価を送る。その中でもC大阪の中心選手である柿谷曜一朗について問われると「フォア・ザ・チームの精神というか、そのあたりの整理が付いてきたように感じられる」と答えた。C大阪の下部組織に属していたDFの宇佐美宏和も「曜一朗は2、3人で止めに行かなければ」と警戒する。この難敵をホームで叩き、久しぶりの“GET3”を見たいものだ。
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/05/02 21:22