前節の神戸戦で前半にまさかの3失点を喫した岡山守備陣。試合終了間際の劇的なゴールラッシュで同点に追い付いて失望は一気に歓喜へと変わったが、「こういうときこそ反省しないと。冷静になろうと思ってビデオを見返しました」と植田龍仁朗は話し、3日の栃木戦へ頭を切り替えて準備を進めてきた。
2日に政田サッカー場で最終調整を行った後藤圭太は、「切り替えることはできています。栃木戦でしっかりとした守備を取り戻してきたい」と話し、竹田忠嗣は「信頼を取り戻すためにも栃木戦は失点をしないことにトライしたい」と話して、栃木へ向かっていった。
ここまで抜群の安定感を誇ってきただけに、3失点した後の試合は重要だ。準備期間の少ない中で修正力が問われることとなるが、岡山守備陣は堅守のプライドをかけて栃木のアタッカーを抑え込む。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/05/02 20:55