横浜FCは26日、中田仁司前監督解任以来初めて公開でトレーニングを行い、エジソン新監督がサポーターの前で練習を指導した。
24日に横浜FCの新監督として就任が発表され、同日から練習を指揮しているエジソン監督。練習メニューの説明はコーチ陣が行うものの、選手が動き始めるとピッチの中を縦横無尽に移動し、ジェスチャーを交えながら大声を張り上げる。その姿は実にエネルギッシュ。監督が声を張り上げれば、当然、通訳もそれに倣うため、声は2倍。練習の雰囲気は実に賑やかだ。
「いかにもブラジル人らしく明るくて、(指導を見ていると)リーダーシップのある人なのかなと思う」と、初めてブラジル人指揮官に接したGK高丘陽平は印象を口にした。
また、DF西河翔吾は「監督からは『プレッシャーに強く行け』と。『今まで3mのところを1mにしろ』と言われた」と明かす。その指導ぶりと合わせ、激しくアグレッシブなスタイルを志向する監督のようだ。「今までよりも積極的に、守備でも自分たちからアクションを起こしていくサッカーになるのかな」と、主将のMF佐藤謙介はこれからの変化を予感している。
28日にアウェーで行われる今節・京都戦が新指揮官の初陣となる。アグレッシブな新スタイルを見せられるか注目したい。
写真:芥川和久
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/10/26 19:50