前節(明治安田J2第37節)、ホームでの京都戦(0△0)は引き分けに終わり、京都の8戦連続ドローのリーグタイ記録達成に貢献した横浜FC。20分でカズ(三浦知良)が負傷交代するアクシデントがあり、「ソックスも履いてない状態」から急きょ準備して放り込まれたのは、けがから復帰して好調の野村直輝。10月14日のブロゴラでも紹介したように、京都の原川力とは同じ山口県出身で、県選抜で同じ指導者に教えを受けている。「あっちはエリート、2学年違うし僕のことなんて知らないはず」と試合前に語っていた、その“教え子対決”が実現した。
試合後、世代別代表で縁のある小野瀬康介と原川が語らっているところへ野村が突撃すると、原川は野村のことをしっかり知っていたようで、たちまち意気投合したそうだ。「(僕のことを)憶えてたって、ちゃんとブロゴラに書いといてくださいよ」と、野村は上機嫌。その原川が23日から始まるU−22日本代表の国内合宿にも選出された。「(原川は)山口のレジェンドなんで(やってくれるはず)」と、野村もかわいい後輩(?)にエールを送っていた。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/10/23 07:00