前節(明治安田J2第34節)・愛媛戦(2○1)で殊勲の同点ゴールを決めた永田拓也。自身のゴールは草津(現群馬)所属時の11年9月18日のJ2第28節・京都戦以来4年ぶりで、「特にお祝いはしなかった」そうだがメールやLINEで祝福のメッセージが多数届いたそうだ。
そして前節ではもう一つ、小池純輝の決勝ゴールをアシストするという大仕事もやってのけたのだが、試合終了直後、これに物言いを付けたのが松下年宏だ。「僕のアシストじゃないんですか?」。その場面、永田が大きく前線に蹴り出したボールの落下点で松下がジャンプし、ボールが後方に抜けて、走りこんだ小池がシュートを放っている。
映像で見る限り、松下の頭に触ったかどうかはっきりとは分からない。松下本人に「触ったんですか?」と聞くと、「触ったと思うんですけど……」と、主張する割には頼りない返事。結局、公式記録でも永田のアシストで決着したが、松下は少し納得がいかなかったようで、永田は「それでワンちゃん(松下)にいじられました」と笑っていた。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/10/01 07:00