今季、プロ3年目にしてリーグ戦初出場初先発を果たしたDF永坂勇人が来季の定位置奪取に向けてモチベーションを高めている。
「去年、おととしと試合に出られないままオフを迎えていたが、今年は違う。天皇杯でJ1と戦い、リーグ戦にも先発することができた。自身も得たし、このオフはより意欲的に過ごせそう」。同期のアカデミー出身者が続々とリーグ戦出場を果たしていくなか、グッと我慢をして蓄えてきた力を、今年の天皇杯2回戦(0△0、PK1●2)ではJ1の鳥栖を相手に発揮。国内屈指のストライカーである豊田陽平と互角に渡り合い、格上チームを120分間シャットアウトしたことが確かな自信になった。
「本当に毎日が勝負になる。4年目の来季はレギュラーの座をつかみたい」とすでに気持ちはオフの休息よりも来季の戦いに向かっている。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/12/02 18:07